最強の格闘技論
最強の格闘技は何かって話よくありますよね
格闘技っていうのはそれぞれルールが違うわけですけれども
この最強の格闘技ってやつを論じるとき
ルールなしで戦って一番強い競技が何かみたいになりますよね
ルールなしっていうのは
リングの上とかでどちらかが死ぬまで 一対一で道具なし目潰しや嚙みつき引っ掻き急所攻撃ありみたいな感じで
なんかこういう話っていろいろゴチャ混ぜっぽくなっちゃうと思うんですよね
格闘技として強いってのは種類があると思うんですよね
一つは単純に競技としての強さ
競技とはルールありきのものですよね
技については まずルールがありそのルールで有効な攻撃が技として開発されるわけで
つまりルールが競技そのものなわけですよね
じゃあさっきのルールに一番近い競技が最強なだけ
今そのルールの競技を作っちゃえばそれが最強ですよね
ボクシングや空手や柔道や相撲とかそういった競技っていうのはルールがあるわけで
ルールっていうのはいわば制約なんですよね
それぞれのルールで禁止されてる技があるわけで
K-1や総合格闘技でも競技である以上ルールによる制約があって
その競技者の能力やレベルと競技としての強さを分ける場合の話ですけどね
二つ目はその格闘技のプレイヤー自体の強さを考慮した場合
メジャーな格闘技でさっきのルールに近い競技になると思いますね
メジャー競技であればあるほど能力の高いプレイヤーがいるわけですからね
たまたま能力の高い人がマイナーな格闘技を選ぶということもあるでしょうけどね
その場合はその競技ではなくその人が強いって言い方になりますよね
もちろんプレイヤーの能力だけが高くてもあるルールに全く慣れていなければそのルールに慣れた相手に勝つのは難しいですよね
ですから能力の高い選手がいるメジャーな競技であり尚且つ いわゆるルールなしルールに近い格闘技が最強の格闘技になりますよね